旭ぶどう園の12か月
ぶどうの出来るまで 1~4月
1月から2月にかけてはぶどうの枝の剪定を行います。4月頃芽が出始めてきて、5月頃に伸びてきた新枝をぶどう棚に誘引します。
ぶどうの出来るまで 6~7月
ジベレリン処理をおこない、粒の肥大化、無種子化を促進させます。ぶどうの粒を抜き、房の形を整えます。袋をかけ、ぶどうに色が着くのを待ちます。
ぶどうの出来るまで 8~12月
早生品種がとれはじめたら開園です。閉園後は施肥をしたり、新しい苗木を植えたりしています。
その他の仕事
病害虫の防除のために薬剤散布を行ったり、雑草を刈り取ったり、網を張ったりします。
ぶどう園の略歴
1973~1980年
秩父農工の加藤先生の指導によりさくらんぼやぶどうの苗を植え、 ぶどう棚を設置する(さくらんぼは土地に合わず早々に栽培を断念)。 ぶどうの販売を開始。
1981~1990年
小粒品種を徐々に減らし、大粒品種を増やす。ぶどうの地方発送をはじめる。
1991~1999年
大粒品種を中心に新品種を導入する等、様々な試行錯誤を繰り返す。
2001~2009年
売り場上部に鉄骨を組み、駐車場スペースを確保。大粒品種を中心に栽培。
2010~19年
近隣の宅地化が進み日照確保のため、他の畑に5aほど葡萄棚を増やす。
2020~現在
シャインマスカット系の品種割合を徐々に増やしています。
栽培面積等
約60a、家族経営。露地栽培。